星野源の後遺症が無いのは奇跡的?謎のモニカ病とは?
星野源さんと言えば、最近の「逃げ恥」での活躍が印象的ですが、実はとても苦労してここまで来た「苦労人」なんです。
ミュージシャン、俳優、文筆家と幅広い分野で活躍する星野さん、しかしここまでの道のりは、決して楽なものではなく、「才能がない」や、「大成しない」と言われてきたそうです。
さらに大きな病気も経験し、苦しい闘病生活を乗り越え、奇跡的に復活した「持ってる男」でもあるのです。
星野さんの苦労は小学校時代から始まります。
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いじめられた小学時代、大成しないと言われた中学時代
実は星野さん、小学時代辛いいじめを経験したそうです。
さらにそのことが原因で、「パニック障害」という病気にかかってしまいます。
この病気は精神的な病気で、受診科目は精神科です。
人によって色々なのですが、人ごみが怖かったり、車を運転中足が震えてきたり、星野さんの場合だと学校へ行くという状況が辛かったのかもしれませんね。
そしてこの病気は、再発する可能性もあり、薬の止め時も分かりにくい、厄介な病気なのです。
高校時代まで、「パニック障害」は続いたそうで、不登校になり、そして引きこもりになっていきました。
しかし中学時代に音楽と、演劇を始めていたそうで、それが後に救いとなるのです。
当時からよく、「どちらか一つにしなさい」「中途半端で大成しない」と言われていたそうですが、現在の星野さんは三つの顔を持ち、マルチに活躍しています。
そんな星野さん、一時期「才能が無い」と評価されていた時期があります。
才能が無いと言われ続けた男、星野源
星野さんが劇団に所属している時のことです。
「お前は才能が無い」と言われ続けてきました。
結成したバンド、「SAKEROCK」も声に自信が無いからと言って、ボーカルがいないインストバンドにしたというネガティブなものだったのです。
星野さん自身、才能が無いと言われ続けたことに、腐りもせず、また諦めることなく、その後の活躍へとつながっていくのです。
「才能が無い自分に良いものが作れたら、それは才能の無い自分の勝ちじゃないか」とも言っています。
さらに、今は一冊の本まで手掛ける星野さん、その執筆活動にもあるエピソードがあったのです。
実は星野さん、自信があったのか、やってみたかったのか、自分で知り合いの編集者に頼み込んで、連載の仕事を取ってきます。
そして、所属事務所には、何食わぬ顔で、「こんな仕事頼まれたんだけど」と話すのです。
それが、小さな1コーナーから、どんどん増えていき、それがまとまって一冊の本にまでなりました。
自分に「才能が無い」という事は認めたうえでの、この行動力には見習うべきところがあるかもしれません。
ミュージシャンとしても、武道館ライブをし、俳優としても、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
歌手が俳優に挑戦することは珍しくありませんが、アカデミー賞を取ると言うことはあまり例がありません。
努力型では有るけれど、決して才能が無いとは言えないのではないでしょうか。
星野源さん、知っている方もいるでしょうが、くも膜下出血という怖い病気を乗り越えてきた過去もあるのです。
命の危機を乗り越えて
星野さんの音楽活動が注目されだした、2012年のことです。
リリースしたアルバムが、オリコンチャートで5位に入り、そこから順調に活動していくと思われた12月、星野さんは、「急に目の前がグニャっとなり、頭をバットで殴られたような痛み」に襲われ、病院へ。
そして「くも膜下出血」という脳の病気が発見されます。
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文字通り、頭の中で出血する病気で、出血する量にもよりますが、致死率は70%ほどでほとんど前兆はありません。
また、元通りの生活が出来る人はわずか10%で、社会復帰できる人も30%ほどしかありません。
そのため、星野さんを担当した医師は、本人には「絶対に助かる」と言いながら、周りには「何らかの後遺症が残る可能性も含めて、元通りの生活は難しい」ともらしていたそうです。
それだけ重篤な状態だったと言うことですが、現在の星野さんを見る限り、後遺症のようなものは見当たりません。
脳の病気だけあって、言語障害が出たり手足が動かしにくくなる運動障害が出たりと様々な後遺症が心配されるのです。
しかし、本人も「全く問題ない、ギターも元通り弾ける」とラジオで答えていますから後遺症の心配はないのでしょう。
これは数字的に見ても奇跡的な回復です。
しかしこの病気は再発率が高いのも特徴で、定期的な検診などが必要です。
そして星野さんも、再発ではないのですが、定期検診で、「手術した箇所が、万全ではない」として、再び入院、手術をする事になります。
再び音楽活動の休養を余儀なくされてしまいます。
そして2014年復活の武道館へ、このとき密着した「情熱大陸」でライブ後、感動はなかったか?と聞かれ、「全然」と答えています。
普通大きな病気をして奇跡的に回復し、大勢のファンの前で歌うことが出来たら、感動を覚えるはずなのですが、星野さんは涙を流すことなく、いつものようにファンを楽しませたのでした。
そういう意味で、真の「エンターテイナー」と言えるのではないでしょうか。
実は星野さん、「モニカ病」という謎の病気を持っています。
モニカ病の正体は?謎の痛みが股に
星野さんが「笑っていいとも」に出演した時のことなのですが、お尻の間に激痛が走ると告白。
どの医者に見せても、返ってくる答えは異常なし。
そこで星野さんは、痛みにもだえる姿が、吉川晃司さんの、「モニカ」という曲の、踊りに似ていることから、自分で「モニカ病」と名づけたそうです。
謎の「モニカ病」、実は同じ症状で苦しんでいる人もいるかも?
星野源さんについてでしたが、その人柄が伺えて、私も星野さんが好きになりました。
逃げ恥での活躍から、これからもさらに活躍の場を広げていくと思われる星野さん、体に気をつけて欲しいですね。
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